9/29/2014

御嶽山の噴火

多くの方が亡くなられたことを、遠くボストンで新聞で知りました。

自然災害は避けて通れないけれど、人の命は仕方ないでは済まされないし。


昨夜は津波から逃げる夢をみました。

炎天下でトレーニングをしてしまったため (この時期で35度!)

体が疲れて、でもアドレナリンが出過ぎて

眠りが浅かったのが原因だと思うけど。


短時間熟睡型なので、ほとんど夢はみないけれど

こっちに来てから何回か逃げる夢をみて、それはいつも地震でした。


もう完全にあの体験が身に沁み込んでしまったってことなんだろうか。






9/28/2014

Fulbright meet-up

ボストンには大学が50以上あります。

多くのフルブライト生が毎年やってきます。

Massachusetts にはフルブライト財団の支部があり、

新規のフルブライト生や卒業生が交流できる場を毎月提供してくれます。



忙しすぎてあまり行けてなかったけど、先月から参加再開して昨晩が2回目。

簡単な飲み会なんだけど、毎回いろんな国のスーパーエリートさんと話していると、

やる気スイッチを押される気がします。


フルブライトに限らずアメリカではよくある、このコネクション広げる系のいわゆるsocial。

正直あまり得意ではなかった。

英語が十分でないと、たくさんの人が集まる騒音の多い場で、

複数の人と会話をするっていうことがとても難しいのです。


あと、結局自己紹介的な会話を延々繰り返さないといけないので結構疲れる。 

表層の会話であんまり人を知ったなっていう気になれないし。


でも最近思い始めたのは

相手が日本人であれ何人であれ、ことばが日本語であれ英語であれ、

相手に興味を持ったり自分に興味を持ってもらう話の持って行き方って確実にコツがあるなと。

苦手なりに繰り返すうちに、ちょびっとずつコツが身に着いてきた気がします。



相手をしっかり理解するのはsocial の場では難しいけど、

短い会話の中でも必ず一人から最低一つ学ぶことはあるし、

そこでのつながりがゆくゆくもっと大きな何かにつながるかもしれないし。


つーことで、バリバリ書いて、バリバリ走って、socialもそこそこ頑張ろうと思い直す今日この頃。

9/25/2014

そろそろ

腱鞘炎の季節がやってまいりました。


書き続けるとやっぱりきます。


とりあえず博士論文の1/3くらいかけました。


で、来週からとったデータをまとめて書きたすと約1/2くらい仕上がる予定。


で、帰国までに3/4仕上げて、帰国後にとるデータをまとめて残り1/4を仕上げる。


という、書いてみるといとも簡単そうなんだけど、まあ絶対にこんなふうにいかないもので。


とりあえず書けたところまでレビューワーの人に送ったので、結果をみてみよう。




私の学科には特別なサービスがないのですが、


公衆衛生学部には各国から学生が集まるので(政府関係の人が多い)


ライティングを直してくれる専門の人がいます。


私はほとんどのコースワークを公衆衛生でやった関係で、


このサービスを利用することができました。


これがなかったら死んでる、今頃。



さて、実験準備も最終段階。



9/22/2014

悪夢と現実

結局昨夜は徹夜。


したくはないんだけど、締め切り前なので。


しかもマラソンのレースまで1カ月をきったので、トレーニングもしないといけない。


一回のトレーニングで2時間は走る。


と、アドレナリンが上がる。


やたらと論文が書ける。 寝れない。


というサイクル。



座ったままではきついので、最近は立って、


しかも足つぼ押し(日本から持ってきた)の上に立って刺激を入れながら書いてます。


これで顔パックもすると、3つのことが同時にできる^^・・・



とはいえ、朝になるとやはり寝てしまい、病院のスタッフから電話で起こされる。



研究にも使ってる内視鏡の機械が壊れた、と。


もう何が何だか、ぼーぜん。


来週から始まる予定の研究の準備に7カ月かけて、


やっとやっといろいろ整ったこの時期に機械の故障!?


しかも帰国も迫っているし、あと2週間しか時間は割けない。


もう終わったと思った。




ベッドの上でぼーぜんとしているところに東京の同僚からメール。


「そろそろ帰ってくるのー?」


なんかその人がほのぼのさんなので、心がちょっと軽くなる。


で、「すごいタイミングなんですけどー!」と軽くグチ。


救われたー。


帰ったら焼肉とか飲みとか行くことも話して。





最近、ホントにずっと時間に追われて追われて、


次々に起こる問題に対処しすぎて、結構擦り切れてきたので


ダメだなと思う。


余裕もたねば。



1時間後、その機械が直ったという連絡が入り、


気を取り直して、一日論文仕上げてます。


9/18/2014

研究の経費

研究にはお金がかかる。

ので、研究者のみなさんは研究費を取るのに忙しい。

取ったら取ったで確実に結果を出さないといけない。

すごいプレッシャーだと思う。


私も学生だけど、自分の研究費は自分でちゃんとしないといけない。


修士の研究は日本の学会、

博士の第一研究は教授の研究費、

博士の第二研究は所属大学の研究費、

それぞれ応募して受けることができました。


で取ったら取ったで結果を出さないといけない。

いい結果でも悪い結果でもいいんだけど、

論文として学会誌に採択されないといけないということ。


今回、初めてみたら予想外の経費がかかってしまった。

機材を買う段階でアメリカの会社とケンカをしてしまい、

たまたまカナダの会社にのりかえたところ割引してもらえたお陰で、

後から出てきた予想外の経費もカバーできそう、というキセキ。

危うく、機材買ったはいいけどデータが取れない = 論文にならない

という事態を招くところでした。


こういう実務的なリスクとか諸々含めて、お勉強ですな。



コメント頂いた方、ありがとうございます!

なんか返信がうまくできなくなっています。 すみません。


Ai さん 博士の研究は、喉の中の感覚と飲み込みの障害の関係を調べています。


Hiroyuki さん 相変わらず山あり谷ありで・・・ 頑張ってます。
      

9/09/2014

気がつくと秋

冷夏が終わり、気づけば秋。


博論は倫理委員会の申請を3回書き直して、2回公聴会に呼ばれて、やっとやっと承認を受けた。


ヒト研究の倫理審査が厳しいことはよいことだけど、


なかなか研究が進まないのが難点。


夏は博論プラスsystematic review & meta-analysis をして過ごす。


初のコースワークの無いセメスターだったけど、


自分で全て調整するとなるとどうしても甘くなりがち。


コースワークはもう有り得ないくらいの高い壁をいつもいつも越えなきゃいけないから


相当無理せざるを得ないけど。


それと、最後に他の大学の先生の研究を手伝う仕事をして、また一つ勉強しました。


新学期。


最終学期。