5/18/2012

初ICU


今日から入院患者さんの実習が始まりました。

夏学期も来週から始まることもあって、実習は週二日。






今日は心臓と外科のICUで嚥下リハを見学しました。

病室の設備は日本とほとんど変わらないけど、

こっちは通訳システム完備なのがすごいところ。

逆にマスクがどこにもなくて、ちょっと日本人の感覚だと感染対策が心もとないような・・・


でも、患者さんが久々に食べ物を口にするときの喜ぶ顔をみられるのは日米共通。

この仕事をしていて一番よかったと思う瞬間です。



思いのほか早く終わり、Laboに寄って来週月曜の実験準備も終えたので

帰りがけにボストン美術館へふらっと。

ボストンにきてずーっと行きたいと思いつつ行かれなかったから。


























アジア各国、新旧のブッダさんたちに癒される夕方。

日本エリアは薄暗くてちょっと京都にトリップしたみたいでとくによいです。





5/17/2012

また一年

いろいろな話を聞いた一日だった。



思ったことは、今できることは全部やっていこうってこと。

なかなかいつも100%でいるのは難しい、ですが。


アメリカに来て、毎日ひたすら夢中でこなした気がするような、

でももっとやれたんじゃないかと思ってふがいない気がするような。



新しい一年が始まります。

そして明日からICU研修。

楽しみ!

5/15/2012

日本語に翻弄され中

ただいま日本語で文章を書いてます。

日本のグラントにも申請するため。

けど書いても書いてもうまくかけない。

結局英語か日本語かの問題じゃなくて、文章をきちんと書けないことが問題だったらしい。

仕方ないので東京の教授に論文の書き方本のおすすめを聞いてアマゾンで注文。

(前に薦められたのに読んでなかったダメ人間です)



とりあえず今日終わらせて次の仕事に進まなきゃ。






5/13/2012

サイドウェイ

テストが終わった翌日からリスニングの勉強がてらDVDを毎晩一本見てます。

もちろんサブタイトルつけて。

最もおもしろかったのはサイドウェイ
http://www.youtube.com/watch?v=YS9ocP6FNvM


見逃してたからちょうどよかった。


アメリカ人ってよく恋するよなーと思いませんか。

40代になっても

"He is into you !"

とかいう会話を友達同士でまじめにすることってあるのかな。

ないだろーなー。



もーどーしてもカリフォルニアに行きたくなった!

ワイン飲めないくせに。

せめてドライブしたい。

しよう、そうしよう。














5/12/2012

統計学

成績が公開されました。

とりあえずFinalは2点マイナスで済んでた!

毎週オフィースアワーに通っていっぱい質問したのと

演習問題100問×2回やり切ったかいあったわー。

これで夏にSASできるようになればひとまず目標達成。


あとは、DYSPHAGIA (嚥下障害)の成績だけ。

私の担当教授の科目です。


昨日友達がうちに来て

「ねー、DYSPHAGIAのテスト、超難しくなかったー?

あの教授頭よすぎて、学生がぜんぜんついけてないことをわかってないよね!

スライドもまとまってないし、シラバスもしょっちゅう変更するしさー。

最後のアンケートに「もうちょっと整理して教えて下さい」って書いちゃったよ!!」

と散々愚痴って帰っていきました。



確かに。おっしゃるとおり。

彼女の講義に1年生がついていくのはほぼ無理だと私も思う。

経験がある自分でも、うまく書けたか、かーなり疑問。


来期はAdvanced Dysphagiaを取ります。

必修じゃないからきっと人気ないんだろうなー。


ストレスマネジメント

アメリカの大学院生の約7割が「hopeless」 と感じ、

約半数がうつを経験しているという事実。

https://nccnews.expressions.syr.edu/?p=34433


キャパを遥かに超えた課題が課せられ続けるからです。

特に留学生はコミュニケーションや文化の壁があるし、

アメリカで学部の経験がなくいきなり大学院から来るととさらに厳しいです。



自分がやってみてること  

・ とにかく生活リズムを一定に保つこと。

6:00 起床 8:00勉強スタート 21:00 帰宅 12:00 就寝 の感じで。

試験前は完全に崩れるけど・・・


・ ご飯をちゃんと食べること

どうしてもアメリカ食が合わなくて、野菜と豆腐ばっかり食べてる。



・ 運動をレギュラーワークにすること

ランニングを週3回。


・ 住環境にお金をかけること

治安とか衛生とか騒音とかに悩まされずゆっくり休めるように、少し高くても落ち着ける住居を。


・ 友達とちょっとでも楽しいことをする

できるだけ週1回は、と思ってたけど学期後半はなかなかそうもいかなかったなあ。


・ 悩み事は早めに口に出して誰かに相談する

一番具体的に解決してくれるべき人に率直に話した。



書いたらごく普通なことだった。 東京にいた頃とほとんどかわんないし。

でも今のところ上手くいってる感じです。

誰でも自分なりのストレスマネジメントってあると思う。


私は東京で留学を準備してた頃のストレスの高さと時間の無さがハンパなかったので、

それに比べると今はむしろ少し楽に感じるかもしれません。


睡眠も東京の頃の倍は取ってるし。

日中の集中力を上げるためにはある程度まとまった睡眠時間が必要だと気づいて

今はきちんと寝るように心がけてる。


あとプログラムにもよるのかな。

うちは大学院とはいえ職業訓練的な要素が強いので

国家試験に通ることと使える人材を育てるのが目的。

だから5枚以上のペーパーを書くことは少ない。

むしろ国試に向けてとにかく覚えることと

カルテくらいの短くて理由づけの明確な文章を書けるようになることが大事。


なので、文系の大量のペーパーを何本もかかないといけないプログラムに比べると

少し楽なのかもしれません。



でも研究の始まる夏から秋にかけてはもっと厳しくなるだろうから、

引き続きコントロールしてこ。

5/10/2012

Same Sex Marriage

今朝の新聞では、オバマ大統領が昨日のABCのインタビューで

Same Sex Marriageを支持するっていう発言をしたことがトップニュース。


今度の大統領選挙で共和党のRomney との差を際立たせるために容認したらしい。

同性愛富裕層からの資金援助が受けられるだろうって書いてありました。


うちの家族も朝からその話題でヒートアップ。



ここMassachusetts は、9年前に初めて同性愛婚を法的に認めた州です。

私の身近にも常に同性愛の人がいます。



で、時々「日本はどうなのよ?」って聞かれるんだけど


この話題は、なんて答えていいかわからない類のやつ。


どうなのか、本当にわかんないから。



個人的には「同性愛富裕層」っていうのが、結構新鮮。

そりゃどんな性の人にも富裕層っているよね。

また聞かれた時にそなえてちょっとググってみたけど、やっぱりたいした情報ないなあ。







一年目終了。



大学院での一年目が終了しました。
Fall semester 終了時はかーなーり死んでたけれど、
Spring semesterはだいぶ楽になった気がします。
なかなか思い通りにできない自分にがっかりすることも多々ある。
でも総括すると、とにかく大満足の一年目でした。


その1. いい教授に巡り合えたから。
業績も人柄も尊敬できる先生です。

その2. いいプログラムに巡り合えたから。
今のコースは単位数は決まっているけど必修科目はなくて、
自分の好きなコースが取れます。
今学期は学科外で取ったコースがすごく勉強になった。

その3. フルブライトのおかげ。
単に留学するだけでなく他のスカラーとのつながりも作って下さることが有り難い。

その4. 国際学会に行く機会が増えた
他の院生や研究者さんたちから受ける刺激が満載。

その5. いい同居人に恵まれたから。
今住んでいる家のオーナー家族はスーパーヘルスコンシャスピーポーで一緒にいて快適だし
ルームメイト二人とも親切で、ちゃっかり英語や統計を教えてもらったり、つい話しこんだりして楽しい。
アメリカ、ユダヤ文化を知る機会にもなります。

その6. ボストンが住みやすいし楽しい街

最後に、日本の職場や友達、家族が支えてくれているから。
感謝。


あーなんだろう、この解放感。
なのにひじき煮て、洗濯して終わった夜。

明日から少しの間リラックスしよう。

夏も統計取ります。研究プロジェクトは来週から、ICU実習が今月中にスタート。
楽しくなりそうです。



5/06/2012

なぜか

午後からリラックスしてしまった。


無計画でぷらっと行ったハーバードエリア。




たまたま道で出会った友達が

「バンカメのカード持っていたら今日は入場料タダだよー」というので

Harvard  Museum of Natural History へ。



すごく興奮したんだけど1時間もしないうちに閉館で全部見切れず。

また行こう~

そして夜は韓国人+日本人で中華。





諸々のお祝い事のため。


さてと、明日挽回だ~


5/05/2012

よいニュース ふたつ

その1.

一昨日書いたHarvardのクラスから、よいGradeを頂けました。

「文化の差に苦労しながらも

クラスに積極的に参加する努力をし続けたことで進歩がみられたことと、

Professionalとしての豊かなバックグランドを持ちこんでくれたことを評価します」

というコメント付きでした。


チーム医療や医療政策のこともたくさん学べたし、

アメリカのアカデミアで生きていくことの厳しさも少しは分かったし貴重な経験でした。 

満足です。

この調子で続けるしかないんだろうな。



その2.

ルームメイトに「温泉行きたい~!どっかこの辺にないの~?

とにかく広いお風呂に入りたい~!シャワーじゃ疲れが取れないよお」

とまた愚痴っていたところ、

タイムリーに日本の友達が癒し写真を送ってくれた~!




日本で一番好きな温泉。

新潟県は麒麟山温泉でございます。

阿賀野川を眺めながら、のーんびり露天。

いいなあー。

ありがとー、麒麟山想像しながらリラックスしてあと数日頑張るよー。



今日も統計模擬問題。

再び拷問中。 

フェイタス出動させよう。



   













5/04/2012

Dice-K

昨夜、

「私、すんごく疲れてて、しかも今ネット見たらまた日本地震みたいで気が滅入る。

短くてハッピーなニュースかなんか放り込んで!」と

アメリカ人のルームメイトにむちゃぶりをしたら

「そういえばDice-Kが2軍でいいピッチングしたらしいよ」と。


お、それそれ、それだよー、グッジョブ、マイルームメイト。



先月リハビリから戻ってきた松坂くん。

ボストンでは恐ろしく不人気だそうですが、

「私はボストニアンじゃありません。日本人として彼を応援します!」 とよく言っております。


あと1-2週間で一軍復帰する見込みらしい。

よし、彼の復帰戦応援に行こう~。


ルームメイトからは

「アメリカ人のヤジがすごいと思うけど Keep your head up」って言われてます。


さて、今日は統計学模擬問題100問。  拷問。

がんばろー。

5/03/2012

Interdisciplinary approach down!

本日、 Interdisciplinary approachの最終日でした。

これは多職種が集まって連携する際の手技を学ぶ珍しいコースで

Harvardの選択科目で25年続いているコースは他に無いそうです。


リーディング量は多いしトピックも初めて聞くことばっかり。

グループプレゼンと個人プレゼンが一回ずつ、ペーパーは授業3-4回に一回、

授業中は常に発信することを求められて(これが成績の25%を占めるんだったかな)

大クラス(25人)での1時間のディスカッションが英語ハンディの私にはとにかくきつかった。

それでも毎回必ず発言するようにしていました。



今日の授業終了後、いつも助けてくれたチームメイトの一人に

「本当によく頑張ったよね。大変だったよね」と声をかけられて

ふいに泣けてきてしまいました。

友達もびっくりしてた。 自分もびっくり。



留学は本当に素晴らしい経験だと思うけど

やっぱり辛いことも多々あります。

周りの人は「英語ができるんだし優秀なんだから、もっと前に出なさい」と簡単に言うけれど

自分がぜんぜんそんなんじゃないことを自分が一番よく知っているし、

頑張っても「これが本当に言いたかったことじゃない~!」

とフラストレーションがたまることが多かった。

I was disappointed with myself! って結構言ったし。




自分が背負っているものの重圧が正直しんどいこともあります。

I don't wanna represent any demography or any societies! I just wanna be myself!


けれど、いつも素直に自分の悩みを口にすると

理解を示してくれる人が必ずいるので

そうした寛容な社会に助けられて、今日もやっております。












5/02/2012

まさかのリバウンド

1週間で5ポンド増えてた。

10キロランを週3回のペースで再開したから油断して間食しちゃったのと

先週からやっと冷蔵庫が使えるようになって

たくさん食材を買いこんで料理をするようになったのとで

摂取カロリーが確実に増えた。



頼むよー、自分。

また出直しじゃないかー。

テスト前でストレスも溜まる時期だけど

まず間食コントロール頑張ろ。