10/24/2014

Baystate Marathon

夏の間、飽きずに毎日走り続けたトレーニングの成果か、

マラソンを3時間56分台でフィニッシュ!

続けることって本当に苦手だけど、なんとか形になると、また頑張ろうと思える。

レース数日前にたまたまDr.Nakayamaの、

研究とマラソンのたとえをyoutube で見て、納得。


若い頃のマラソンは、つい飛ばしてしまってゴール前でふらふら。

年を取ってからのマラソンは、ゆっくりと、でも一定のペースで完走できる。

研究も同じ。気がはやりすぎると途中で息切れしてしまう。

大事なのは一定の速度で前進すること。



今回は友達と一緒にペースをチェックしながらとにかくスローに入って

残り7マイルくらいからペースをどんどん上げていけたので、奇跡。

コンスタントに栄養ジェルをとったのと、押さえて入ったことが

よかったんだと思う。

まだあと5キロくらいは走れそうだったし、痛みもほとんどなかったので

2日後から走れそうな感じでした(天気悪くておあずけだったけど)。


そして何より、秋のニューイングランドの紅葉を満喫できるすばらしいコースでした。

写真撮ってる余裕なくて、なし。










10/05/2014

Izakaya Ittoku

居酒屋さんにわりと頻繁に行きます。


昨日は朝7時から嚥下内視鏡セミナーの講習の講師をして、

夕方から被験者さんのテストをやって、へろへろになりつつ居酒屋へ。


ボストンで唯一の、ほぼ完全な日本の味。

http://www.yelp.com/biz/ittoku-boston


BGMにはチャゲアス。


久々また日本人の方々と一緒だったので、日本語シャワーと日本の味で一息。


9/29/2014

御嶽山の噴火

多くの方が亡くなられたことを、遠くボストンで新聞で知りました。

自然災害は避けて通れないけれど、人の命は仕方ないでは済まされないし。


昨夜は津波から逃げる夢をみました。

炎天下でトレーニングをしてしまったため (この時期で35度!)

体が疲れて、でもアドレナリンが出過ぎて

眠りが浅かったのが原因だと思うけど。


短時間熟睡型なので、ほとんど夢はみないけれど

こっちに来てから何回か逃げる夢をみて、それはいつも地震でした。


もう完全にあの体験が身に沁み込んでしまったってことなんだろうか。






9/28/2014

Fulbright meet-up

ボストンには大学が50以上あります。

多くのフルブライト生が毎年やってきます。

Massachusetts にはフルブライト財団の支部があり、

新規のフルブライト生や卒業生が交流できる場を毎月提供してくれます。



忙しすぎてあまり行けてなかったけど、先月から参加再開して昨晩が2回目。

簡単な飲み会なんだけど、毎回いろんな国のスーパーエリートさんと話していると、

やる気スイッチを押される気がします。


フルブライトに限らずアメリカではよくある、このコネクション広げる系のいわゆるsocial。

正直あまり得意ではなかった。

英語が十分でないと、たくさんの人が集まる騒音の多い場で、

複数の人と会話をするっていうことがとても難しいのです。


あと、結局自己紹介的な会話を延々繰り返さないといけないので結構疲れる。 

表層の会話であんまり人を知ったなっていう気になれないし。


でも最近思い始めたのは

相手が日本人であれ何人であれ、ことばが日本語であれ英語であれ、

相手に興味を持ったり自分に興味を持ってもらう話の持って行き方って確実にコツがあるなと。

苦手なりに繰り返すうちに、ちょびっとずつコツが身に着いてきた気がします。



相手をしっかり理解するのはsocial の場では難しいけど、

短い会話の中でも必ず一人から最低一つ学ぶことはあるし、

そこでのつながりがゆくゆくもっと大きな何かにつながるかもしれないし。


つーことで、バリバリ書いて、バリバリ走って、socialもそこそこ頑張ろうと思い直す今日この頃。

9/25/2014

そろそろ

腱鞘炎の季節がやってまいりました。


書き続けるとやっぱりきます。


とりあえず博士論文の1/3くらいかけました。


で、来週からとったデータをまとめて書きたすと約1/2くらい仕上がる予定。


で、帰国までに3/4仕上げて、帰国後にとるデータをまとめて残り1/4を仕上げる。


という、書いてみるといとも簡単そうなんだけど、まあ絶対にこんなふうにいかないもので。


とりあえず書けたところまでレビューワーの人に送ったので、結果をみてみよう。




私の学科には特別なサービスがないのですが、


公衆衛生学部には各国から学生が集まるので(政府関係の人が多い)


ライティングを直してくれる専門の人がいます。


私はほとんどのコースワークを公衆衛生でやった関係で、


このサービスを利用することができました。


これがなかったら死んでる、今頃。



さて、実験準備も最終段階。



9/22/2014

悪夢と現実

結局昨夜は徹夜。


したくはないんだけど、締め切り前なので。


しかもマラソンのレースまで1カ月をきったので、トレーニングもしないといけない。


一回のトレーニングで2時間は走る。


と、アドレナリンが上がる。


やたらと論文が書ける。 寝れない。


というサイクル。



座ったままではきついので、最近は立って、


しかも足つぼ押し(日本から持ってきた)の上に立って刺激を入れながら書いてます。


これで顔パックもすると、3つのことが同時にできる^^・・・



とはいえ、朝になるとやはり寝てしまい、病院のスタッフから電話で起こされる。



研究にも使ってる内視鏡の機械が壊れた、と。


もう何が何だか、ぼーぜん。


来週から始まる予定の研究の準備に7カ月かけて、


やっとやっといろいろ整ったこの時期に機械の故障!?


しかも帰国も迫っているし、あと2週間しか時間は割けない。


もう終わったと思った。




ベッドの上でぼーぜんとしているところに東京の同僚からメール。


「そろそろ帰ってくるのー?」


なんかその人がほのぼのさんなので、心がちょっと軽くなる。


で、「すごいタイミングなんですけどー!」と軽くグチ。


救われたー。


帰ったら焼肉とか飲みとか行くことも話して。





最近、ホントにずっと時間に追われて追われて、


次々に起こる問題に対処しすぎて、結構擦り切れてきたので


ダメだなと思う。


余裕もたねば。



1時間後、その機械が直ったという連絡が入り、


気を取り直して、一日論文仕上げてます。


9/18/2014

研究の経費

研究にはお金がかかる。

ので、研究者のみなさんは研究費を取るのに忙しい。

取ったら取ったで確実に結果を出さないといけない。

すごいプレッシャーだと思う。


私も学生だけど、自分の研究費は自分でちゃんとしないといけない。


修士の研究は日本の学会、

博士の第一研究は教授の研究費、

博士の第二研究は所属大学の研究費、

それぞれ応募して受けることができました。


で取ったら取ったで結果を出さないといけない。

いい結果でも悪い結果でもいいんだけど、

論文として学会誌に採択されないといけないということ。


今回、初めてみたら予想外の経費がかかってしまった。

機材を買う段階でアメリカの会社とケンカをしてしまい、

たまたまカナダの会社にのりかえたところ割引してもらえたお陰で、

後から出てきた予想外の経費もカバーできそう、というキセキ。

危うく、機材買ったはいいけどデータが取れない = 論文にならない

という事態を招くところでした。


こういう実務的なリスクとか諸々含めて、お勉強ですな。



コメント頂いた方、ありがとうございます!

なんか返信がうまくできなくなっています。 すみません。


Ai さん 博士の研究は、喉の中の感覚と飲み込みの障害の関係を調べています。


Hiroyuki さん 相変わらず山あり谷ありで・・・ 頑張ってます。
      

9/09/2014

気がつくと秋

冷夏が終わり、気づけば秋。


博論は倫理委員会の申請を3回書き直して、2回公聴会に呼ばれて、やっとやっと承認を受けた。


ヒト研究の倫理審査が厳しいことはよいことだけど、


なかなか研究が進まないのが難点。


夏は博論プラスsystematic review & meta-analysis をして過ごす。


初のコースワークの無いセメスターだったけど、


自分で全て調整するとなるとどうしても甘くなりがち。


コースワークはもう有り得ないくらいの高い壁をいつもいつも越えなきゃいけないから


相当無理せざるを得ないけど。


それと、最後に他の大学の先生の研究を手伝う仕事をして、また一つ勉強しました。


新学期。


最終学期。








4/22/2014

The Boston Marathon

素晴らしい一日だった。

一週間くらい前から警備が厳しくなって、

携帯のsecurity alert も何度か鳴ったけど、


当日はランナーズ日和で無事終了。





















例年通り、ボランティアをやらせてもらいました。


アサインされたのはFinish した選手のサポート。


ゴール直後のすごいドラマをたくさん見せてもらったなー。



70代くらいの男性がゴールして、わりと足取りはしっかりしてたんだけど

一応声かけたら「いまちょっとそこまで行くところだから」と言われて、

見てたら、待ち受けていた家族に向かっていって、

息子とがっちりハグ。


まずあの年で完走したのがすごいし、しかもfinishもそれほど遅い時間じゃなかった。



別の男性は「妻から20マイルでダウンしたって連絡をもらって迎えに来たんだけど」って

薔薇の花束をかかえてた。

薔薇の花を持って妻をたたえにfinish line に迎えに来るだんなさんが

今の日本にはいますか??


かっこいいわ。



レース後もBAAのジャージの人がわんさか。ランナーが三万六千人。

ボランティアが一万人。


アメリカのいいところは、電車に乗り合わせたり通りすがりの見知らぬ人に

「ボランティアしてくれてたんだね、ありがとう」とか


「完走おめでとう!グッジョブ」とか言いあえてしまえる感じ。



これがホーミーなレースの伝統を作ってるんだなー。


2/15/2014

Qualifying

無事に Qualifying project をdefend して、Doctoral Candidate になりました。


博士課程に入学した学生は、1年なり2年なり、

科目履修をしながら自分の研究テーマを絞っていくんだけど、

Qualifying は本当に最後までやり切れるだけの資質があるかどうかを審査される

中間審査みたいなものです。

だいたいみんな半年くらいはすり減らしながら勉強して勉強してこの日を迎える。


大事な過程だなと思った。人に審査されるのも大事だけど、

自分でも、ホントに このままやっていく資格があるのか、っていうのを何度も考えたし。

ギリギリのところまでベストを尽くしたので、これでダメならダメだなと思ってました。



まずはホットしたけれど、

すぐに博論の研究のプロボーザルを書いたり、グラントの申請をしたり。

で、来週はミッドタームもあるし、自分の担当講義もあるしで

もうどうするつもりなのか・・・

週2でクリニックもラボワークにも普通に出勤してます。



はやく余裕を持ちたいと思ってたけど、もう無理だな。
 
このまま走っていくしかないと思ってます。


2/06/2014

ビハインド

先週やっとcommittee の教授陣に審査用論文を提出しました。

締め切りギリギリだった。

次の日はもう完全に廃人。


疲れて体が重くて思うように動かない。精魂尽き果てすぎ。

昼まで寝て、起きて、掃除、洗濯、簡単な調理と買い物して。




夜はルームメイトが誘ってくれて、bar にThe Super Bowl 見に行きました。

レッチリがハーフタイム!!!!


Bruno Mars よりRHCPでしょ。

ってことで一気にあがる。


で、あがりすぎてMojito で酔っ払って、帰ってそっこー寝ました。


次の日から徐々に社会復帰。

やっと少しコースワークの勉強もできたので、気持ちが楽になった。

まだまだビハインドではあるけれど。

あと、Yogaとかトレーニングを再開したのがだいぶ回復を助けたと思う。



なので、今夜もプレゼンの締め切りがあるけど、大学のジムで走ってきました。

体を壊すことを思えば、1時間程度運動する時間を作るくらい、何とでもなるはず。



というわけで、もう少しプレゼン準備して寝ます。


1/23/2014

まだ書いて・・・

do you see the light at the end of the tunnel?

と友達が気にかけてくれています。


まだまだ先は見えないけど、締め切りは見えてきた。

あと9日。



今日はcommittee の教授御二人とそれぞれアポ。

いろいろためになるアドバイスをもらって帰宅。

cardio の講義も週2回あって、進みは丁寧なんだけど覚えることありすぎでbehind.

来週からはlogistic も始まるし、頑張らねば。





1/18/2014

書いて書いて・・・

ひたすら書き続けてます。



英語が本当にダメらしい。


来る前はメール一つ英語で書いたことがなかったことを考えたら、


ここまできただけでも上出来なような気もするんだけど


本当にダメダメです。これから先どうしたもんか。



締め切りまであと10日。


review をどんどんしてもらわなければ。





1/14/2014

MBSImP

先週(金)から、ぶっ続けで相棒のPhD Student とMBSのオンライントレーニング。


http://www.northernspeech.com/MBSImP/



日本ではVFと呼ばれている嚥下障害の放射線検査。


前からトレーニング受けようと思ってたんだけど、


今学期の嚥下障害の授業で使うことになったので、その準備も兼ねて。


もう見るのも嫌っていうくらいMBSのサンプルを評価し続けて


最後にテスト受けたけど、結局正しく評価できてたのは相棒も私も60%ちょっと。



何かが、間違ってる・・・。


clinicians が一致できない検査なんて、使えなさすぎでしょ。


この制作にNIHはどれだけfund したんだろう・・・。




そして今日から最後の学期がスタート。


Logistic regression です。




1/12/2014

Golden Globes

Dallas Buyers Club の Matthew McConaughey が主演男優に。


よかった。


どこからどうみてもエイズ闘病中の患者にしかみえなかった。


21キロダイエットしたそうです。






勉強帰りにジムでトレッドミルやりながら授賞式を見てました。


来週はAFC Championship 


忙しくなります。 
  

Her

お勉強終わりに見にいきました。

Her

http://www.imdb.com/title/tt1798709/


評価高かった割にあんまりだったなー。


Spike Jones はマルコビッチの穴 もそーんなに好きではなかったような覚えが。


それにしてもアメリカ人は映画館で大爆笑。


そっちの方がおもしろいです。


1/10/2014

Yoga

半年くらい前からYoga 継続的にやってます。

前も何度かやったことはあるんだけど続かず。


今日は仕事終わりに友達の妹さんがやっているYoga 教室へ。

少人数クラスで1時間、5ドルとは、超お手頃。

自分ひとりでやると、どうしても辛いポーズは早く終わらせてしまうから

やっぱりインストラクターに週1くらいはついてやった方がいいなと。


今からルームメイトと週3routine のトレーニング。






Art Thursday

仕事帰りにMFAとBSOをはしご。


MFAはJohn Sargent という水彩画家さんの展示。


人生で最も感動したexhibition かも。ということで二回目。


なぜかすごく地味なのが気にいってます。





Boston Symphony Orchestra は


Robert SpanoさんというAtlanta Symphony Orchestra の

La Pasión según San Marcos ("The Passion According to St. Mark)

というタイトルのperformance で、Bach の死後250年を記念した作品だそうです。

Jessica Rivera。ホントに伸びてく声が桁はずれだったな。

ベネズエラのchoir もよかったけど

Latino な音楽は、踊れるところで聴きたかったような。





 


1/08/2014

reunited

またまた徹夜明け、3時間仮眠してクリニックへ。


だいぶ内視鏡を通すのはうまくなったけど、細部はまだまだ学んでます。


夕方終わって、新しい研究の倫理審査申請をボスに提出。


あと論文1本投稿。




で、仕事終わりに同僚とBUのホッケー観戦。







からのモヒート。



眠い。


とりあえず寝ます。


明日はプレゼン準備だな。



1/06/2014

all nighter

久々の徹夜。

翌日の効率がすごく悪くなるから極力したくないんだけど。


結局いろいろ直し続けてなかなか原稿が仕上がらず、

もう一気にやる勢いで朝まで。


とりあえず共同研究者の人に送ったので、

それが返ってきたらまたなおして

あと10日以内に提出できれば一応オンタイム。


新しい研究のIRBも書き始めました。

授業が始まる今月半ばまでにこちらも仕上げてしまいたい。



今日はボスとアポがあるので病院へ。

その前にちょっと仮眠。





1/03/2014

初稿修了

とりあえずfirst draft がやっと終わった。

English review が戻ってきたらco-investigator によるチェックがあります。

このco-investigator がいなかったら私は今頃ボストンにいません。



指導教授のresearch assistant 兼 共同研究者なんだけど

実験のデザインや機材の準備から論文指導まで、

どれだけ時間を割いてもらったことか。今まで嫌な顔一つされたことはありません。

神様みたい。

これからの人生で、彼の役に立つco-investigator になれるように努力するしか

恩返しの道はない。



Exercise と 野菜と蛋白質中心の食事で、不摂生した年末の影響を何とか取り戻しつつある。


運動と食事、あとroom mate含めた住環境は、

大学院生活を乗り切るkeys です。

1/02/2014

deadly cold

外はマイナス15度。


このレベルの寒さを1年ぶりに体が思い出した。


息ができないし、寒さというか、もう痛み。


駅から10分ほど歩いて帰ったら、めっちゃ息があがってた。


ボストンは人の住むところではない、と冬が来るたびに思う。



夏は確かに一番いい季節なんだけど、


でも、このありえない寒さを経験してこそ本物のNew Englandを知ったことになるんだと思う。



今日の午後から明日にかけては、emergency のために大学も病院もお休み。


家にこもって書き続けます。






1/01/2014

2014年

明けました。

あっという間の1年だったなあ。



大晦日の朝に風邪ひきました。

やっぱり不規則な食事と睡眠が蓄積してしまったと思われ。

薬飲んで、野菜もりもり食べてます。


大晦日の夜はfamily と一緒にDallas Buyers' Club を。

http://www.focusfeatures.com/dallas_buyers_club

すごいよかったわ。

アカデミー候補らしいです。

でもアクセントのせいなのか、スラング満載の早口だからか聞き取りが難しい。

英語の試練は今年も続く。